「あそこに新しいお店できたんだね」
「えっ?どこに?」
「いつも通ってるじゃない」
「気づかなった・・・」
建物、お店、通り過ぎる車、行き交う人々。
私たちが見ている世界は、景色としては同じもののはず。
でも、人間は「自分が見たいもの」を見ている生き物であり、
どこを見ているかは人それぞれ違うのです。
自分が食べたいもの。
探しているもの。
テレビで「バナナジュースが流行っている」と知った人は
バナナジュース屋さんに目が行きますし、
「家が欲しいなあ」と思っている人は
不動産広告に目が行きます。
それは自然なことであり、
「今、自分が何に意識を向けているか」を知るきっかけにもなります。
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なぜこのような話をしたかといえば、
今日、私の目にとまったのは、
ランニングをする女性二人。
フルマラソンも完走しそうな姿の女性を見て、
「ああ、かっこいいなあ」と思っていたら、
またもランニングをしている女性が通り過ぎました。
「走る女性」を気にする事がなければ、
他のアパートや地面と同じように「背景化」していたはず。
リンクから離れて5ヶ月半。
そこに目がいくということは、
そろそろ「走りたい」と思っている証拠なのかもしれません。
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何に目が行きますか?
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