第42回NHK杯東北アイスホッケー選手権 少年の部・決勝。
宮城県対青森県の試合をテレビで見ていました。
宮城県のメンバーには、知り合いの顔もチラホラ。
彼らが中学生の頃、遠征に帯同したこともあるので、
応援にも力が入りました。
試合は1−4で青森の勝利。
反則も多くて、内容には課題の多い試合でしたが、
それはそれで置いておき、
心に残ったのは、試合後のシーンです。
まるで優勝したかのように、
記念写真を撮っていたのは宮城県の選手たち。
テレビカメラに対しても、
「イエーイ!!」と笑顔を向けていたのです。
その様子がテレビに映っていたのですが、
アナウンサーの方が、彼らの気持ちを代弁してくれていました。
「ああ、宮城の選手たちは負けてもこの笑顔ですね。
新型コロナウイルスの影響で、
両チーム、なかなか試合ができずに臨んだこの大会。
何かこう、試合ができる喜びみたいなものを感じますね」
新型コロナの影響がない、普段と同じシーズンなら、
お叱りの声も出てきそうな場面。
「負けてもヘラヘラ笑ってるなんて」と言われかねない。
彼らがどんな思いであの笑顔になったかは、
直接聞いてみないとわかりません。
でも、アナウンサーさんの言葉通りだと思うんです。
それでいいと思うんです。
国体本戦も、今後の大会も、
どうなるかわからない。
試合ができる喜び。
真剣勝負ができる喜び。
それをじっくりかみしめてから、
次に向けて頑張って欲しいなと思います。
両チームのみなさん、
(そして解説の水野先生も)
おつかれさまでした!
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試合ができる喜びを、
どう表現しますか?
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