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Suzuki Ayumi
鈴木 あゆみ
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岩手県盛岡市生まれ
青森県八戸市で育つ
旧姓・佐藤
小学校2年生の3学期(2月)、
八戸北ジュニアアイスホッケークラブ入部
確か3年生か4年生の頃、
負けなしで最強だったホワイトベアジュニアから念願の1点。
「約束だったから」と
コーチが自宅にきてくれて、1000円をもらった思い出がある。
5年生の時、PEEWEE国際アイスホッケー大会出場。
6年生でも選抜Bチームで出場。
箱田さん率いる青森選抜と
GKなしの延長戦に突入し、敗退。
自分の中で、伝説の一戦。
最高学年だった6年生では1勝もできなかった。
しかし、
「みんなで話し合ってプレーする楽しさ」
「うまくなる、強くなる瞬間」
を感じた貴重な1年。
この1年があったからこその、今。
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八戸レッズ女子アイスホッケークラブ
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コクドレディース(現・西武プリンセスラビッツ)
1998年、長野五輪代表に選出。
(代表歴は下記参照)
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原因不明の病にかかる。
退院後、復帰。
再発をきっかけに東京生活を断念。
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八戸レッズへ
地元八戸の女子チームを強くしたいと奮闘するものの、
なかなか結果につながらず。
2009年7月、33歳のときに長女を出産。
出産前から復帰を見据えて体作りをし、
4ヶ月後に氷上復帰。
7ヶ月後の2010年2月、
名古屋で開催された全日本選手権(B)で優勝。
毎試合ポイント達成(ゴールまたはアシスト)。
「ママになってもこんなに動ける」と実感。
残念ながらその大会はベスト6がなかったが、
「あったらお前がMVPだな」の一言が支えとなった。
2010年11月、34歳のときに次女を出産。
年子育児に奮闘。
産後うつを経験するも、
選手をやめる気になれず。
4ヶ月後の2011年3月、
全日本選手権(A)出場。
大会期間中の3月11日、東日本大震災発生。
地元八戸が甚大な被害を受けるも大会は続行。
その後2試合は睡眠をとれないまま氷上へ。
「地元にいいニュースを届けたい」という気持ちだけが空回りし、
1勝もできずにBへ降格。
娘たちを実家と義実家に預けており、
「母親だし、もうアイスホッケーはやめよう」と考える。
しかし、3月29日、
復興支援のために開催された「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ」で、伝説となった三浦知良選手のゴールで号泣。
「こういう選手になりたい」と思ったちょうど同じ日、
同い年の仲間から
「いいからお前はホッケーやってろ」
と不器用ながらも温かな励ましで現役続行を決意。
これまで一緒に頑張ってきた仲間たちが区切りをつけ、
チームは一気に若返り。
自分がいていいのだろうかと悩みつつも、
再び八戸レッズをAに昇格させようと、
若い選手たちに混ざってプレーを続けた。
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2013年2月、日本女子代表がソチ五輪最終予選で優勝。
念願の自力出場を果たし、自分の中で、
「五輪に行けなかったときのキャプテン」から解放される。
ありがとう後輩たち。
2014年2月、八戸で開催された全日本選手権(B)で念願の地元優勝。
36歳でベスト6(ベストFW)に選ばれる。
閉会式で号泣する姿はバッチリ地元テレビに撮られていた。
「これが私たちのオリンピックです」
(試合後のインタビューにて)
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2014年3月、全日本選手権(A)7位。
Aグループ残留を果たし、
地元八戸の女子チームを強くしたい
という長年の夢が叶った。
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2015年3月、全日本選手権(A)6位。
過去最高成績。
38歳。
嬉しい結果でもあるが、
「やっぱりトヨタシグナスには勝てないのかあ」
と実感。
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2016年12月、
スマイルリーグ(日本女子アイスホッケーリーグ)を最後に一区切り。
当時39歳。
おそらくスマイルリーグ最年長。
おそらくスマイルリーグ最年長ゴール記録保持(38歳7ヶ月)
おそらくスマイルリーグ最年長アシスト記録保持(39歳5ヶ月)
連盟に確認していないので非公認。
今後どのレベルで復帰しようか考え中。
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2017年6月、仙台レディースラビッツへ入部。
仙台で行われているMIEリーグ(Bグループ)にて、
男子チームを抑えて優勝。
Aグループ昇格を果たす。
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2019年12月、東北大会準優勝に終わる。全日本選手権B出場ならず。
2020年2月、指導するチーム(小学生Bチーム)が市内リーグ優勝。
子どもたちの可能性をひしひしと実感。
2020年3月、アイスホッケーに関する活動を全ていったん休止。
ただいま充電期間中。
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(財)日本体育協会認定 スポーツプログラマー
(財)日本体育協会認定 公認アイスホッケー指導員(2017年10月受講済)
しつもんメンタルトレーニング インストラクター(2017年3月受講)
しつもんメンタルトレーニング トレーナー(2017年11月受講)
アンガ-マネジメントキッズインストラクター(2017年10月受講)
NPO法人コミュニケーション能力開発機構認定
心理カウンセリング・コーチング1級
教員免許(中学校・社会)
特別支援学級スタディサポーター経験あり
*代表歴*
1998年 長野五輪 6位
1999年 第5回冬季アジア 銀メダル
1999年 女子アイスホッケー世界選手権(B) 優勝<Aへ昇格>
2000年 女子アイスホッケー世界選手権(A) 8位<Bへ降格>
2001年 ソルトレイクシティ五輪予選最終予選(主将) 敗退
*ライター歴*
「ゼロからはじめるライティング講座」(2020)
「しつもん」で夢中をつくる!子どもの人生を変える好奇心の育て方(旬報社)
著者・藤代圭一
編集協力として携わる(ブックライター)
デーリー東北 平昌五輪・観戦記連載(2018)
デーリー東北 コラム「私見創見」(2016~2018)
フリーペーパー Ma・cherie Hachinohe(マ・シェリ八戸版)
「育児徒然草」(2009~2011)
女子アイスホッケー世界選手権divisionⅠ 公式サイト観戦記(2007)
東奥日報<WEB東奥> リレーエッセイ(2004)
デーリー東北 冬季アジア大会観戦記(2003)
その他 企業様ホームページ(メルマガ、コラム担当)など
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ワンポイントアドバイス、記事校正、1ヶ月サポートなどを行っています。