カメラ講座第1回のおさらい♪

アメブロから引っ越しましたので、カメラ講座（第1回目）での出来事をさらっとおさらいしてみますね。

アイスホッケー以外特にこれといった趣味がなかった私は、仕事の関係もありカメラを習いたいと思い始めます。

（かといって「アイスホッケーが趣味」かと言われると何かが違います。趣味の域を超えていますし、特技ともちょっと違う気がします。このことについては後日また改めて）

ある日、たまたま見ていたフリーペーパーの広告に目を奪われ、「自分を呼んでいる！」と思い勢いそのまま講座へ申し込みの電話をかけます。

「デジタル一眼レフカメラのマニュアル本には何が書いてあるか全く分からない！

そんな女性の超初心者でもＯＫ！

お花、お菓子、人物、風景などを、美しく撮れるように、基本操作や失敗しない撮影のレッスンをします。

これから一眼レフカメラを求めようと思っている方もどうぞ。」

マニュアル本を見ても全くわからない人、ここにいます（対象者がどんな人がわかっている）

女性の超初心者です（限定されている）

基本操作や失敗しない撮影のレッスン、したいです（何をするかが具体的）

これから一眼レフカメラ、買います！（対象者がこれからとるであろう行動を予測している）

「ペルソナ」（広告を読むであろう対象者、広告主がターゲットとする人間像）がしっかりしていて、「まさしく自分だ･･･！」と思ってしまったのもうなずけます。（←私のこと笑）

少人数での開催となり、4人の生徒が教室で待っていましたが、なかなか先生が来ません。

遅れてすみません～と入ってきた男の人は、

カメラを持っていませんでした。

「いやあ、今回は若い受講生だなあ。ここ、ほんとにカメラ講座だよね？」

（いやいやいや、あなたこそ、（カメラ持ってないけど）カメラ講座の先生ですよね？）

心の中でツッコミたくなるほど、衝撃的なカメラ講座の幕開けでした。

「カメラ講座の1日目にカメラを持ってこない男性が先生だった」んですから。

でも、そのカメラを持たない先生は巧みな話術で私を写真の世界へと引き込みます。

「カメラをやるとね、見えないものが見えてくる。

今まで気付かなかったことに気付くようになる。

そういう脳にすることが僕の野望です。」

カメラ講座を受けたら脳が変わるですって！

ものすごくワクワクしました。

改めて言いますが、私はカメラ超初心者です。

ミラーレスって何？絞りって何？そのレベルです。

コンパクトカメラ、一眼レフカメラ、ミラーレスの違いの説明から始まって、

「失敗しない写真の撮り方」と称して、

・手ぶれとピンボケ
・内蔵ストロボによるミス
・明暗（日当たりと影の差。人間の肉眼とは異なるカメラの特性）
・カメラアングル
・被写体と背景の関係

を教えていただきました。

わかりやすく、かつすぐにでも使える実践的な内容のお話でした。

この講座をブログに書いていたのですが、カメラを長くやっていてすてきな写真を撮っている方からも「勉強になります！」という声をいただいたので、書き続けようと思いました。

（そしてすぐに忘れないよう自分の復習のため･･･笑）

第1回目だけでブログ5回分になったので、これからどうなることかわかりません（汗）

でも、本当に先生のお話は面白かったです。

1日目の最後に「条件に合った形でごはんを撮影してくる」という宿題が出たのですが、撮ってきた写真を見せるのも、自分の料理を写真に撮って見せるのも「恥ずかしい～」と私は思いました。

そしたら、カメラを持たないカメラ講座の先生が言ったんです。

こういう講座って、恥ずかしさを経験するのも大事なの。

恥ずかしいよね。

できれば見せたくないよね。

でも、それでいいの。

それが『うまくなりたい』っていう気持ちにつながるから。

何歳になっても大事なことを教わった気がします。

うるうるきました。

ある主婦の人がね、講座が終わるときに言ってた。

『カメラ講座を受けて、カレーの盛り付けが変わった』って。

これまでと見方が違う。

見えるものが違う。

見るものが違う。

それって、写真の効果、成果だよね。

カメラを習って何がいいかっていうと、

生活のプラスになるってことなんだ」

カメラ講座なのだから、「うまく写真が撮れるようになるよ！」ってアピールすると思っていました。

でも、この先生は違ったのです。

カメラを習ったら、脳が変わる。見方が変わる。生活が変わる。

確かにこの日を境に、私はちょっとずつ視線が変わりました。

料理は相変わらず苦手ですが、「今日のごはんを写真に撮られるとしたら、どうやったらおいしく見えるかな」と考えたり（要はお皿や置き方を考えるだけだけど笑）

テレビでやっていたボクシングの試合で、リング下から必死にシャッターチャンスを狙ってるカメラマンとそのカメラに釘付けになったり（試合も見てましたけどね笑）

ああ、これはあの人だったら写真に撮りそうな柄だな、とか何気ないモノや景色に反応したり。

生活のちょっとしたことが、楽しくなりました。

第2回目は子どもの参観日と重なってしまい欠席だったので、

ライン交換をした方と会って復習をお願いしています♪

また宿題も出たみたいなのでやってみないと･･･汗

というわけで、私にとって衝撃的なカメラ講座第1回目をおさらいしました。