突然ですが、
皆さんは筑前煮を作ったことはありますか?
私は
「前に作ったのはいつだったかな?」
「そもそもちゃんと作ったことあったかな?」
というレベル。
ですが昨日、久しぶりに作ってみようと思い立ち、
三密を避ける意味もあって夜に買い出しに行き、
22時から台所に立ちました。
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料理が得意ではない私。
「これ美味しそう」
まずは「筑前煮」とググってレシピを探し、
お醤油メーカーから出ていたレシピを参考にすることにしました。
一番目立つところに出てきたという理由もありますが、
なんとなくですが、
「基本中の基本の味」な気がしたからです。
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ごぼうを切って水にさらす。
こんにゃくは味がしみやすいようにスプーンでちぎる。
鶏肉は炒めた後に一度鍋から取り出し、
下味をつける。
台所には
ふんわりといい香りが漂い始めていました。
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新型インフルエンザの影響で学校が休校になり、
私が住んでいる地域は5月末まで休校が決定しています。
小学生の娘が2人、毎日家にいるわけです。
「ご飯、どうしよ・・・」
自分がいかに手抜きをするかを考えていますし、
「これとこれを合わせて炒めるだけだから」と、
ここぞとばかりに娘たちに簡単な料理を作ってもらっていました。
でも昨日は、
「美味しい筑前煮が食べたい、食べてほしい」という気持ちで、
得意ではないからこそ一つ一つの過程を丁寧に、
書いてあることに忠実に、
手間暇かけて作ってみました。
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うん、見た目はいい感じ。
「ん〜、、、、」
味見をすると、ちょっと薄い。
何か、物足りません。
味付けだけは自分の味覚を信じて、
お醤油や調味料をちょっと足して、
「そうそう、この味!」と思う味に仕上げてみました。
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「ああ、これ美味しい」
「いいね」
今日それを食べてもらうと、珍しく娘たちから褒められました。
褒められて嬉しいのは子どもも大人も同じです。
そしてふと、
「書くこともそうだし、
スポーツでもなんでもこうしたらいいのかな」
と思ったのです。
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できないな、苦手だなと思うことは、
まず基本を学ぶ。
基本の形を覚える。
そこから、自分の「味」を出す。
「とにかく食べさせさえすればいい」ではなく、
「美味しく食べてほしい」と心を込める。
ああ、忘れていました。この感覚。
心を込める。
一つ一つ、丁寧に。
得意ではないけれど、
頑張って料理をしていた時期もありました。
毎日はできなくても、
こういう時間をもっと作ろう。
そう思ったので、備忘録として書き残しておくことにします。
料理も書くことも、
心を込めて取り組んでいきたいなと思います。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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あなたは何に心を込めますか?