こんにちは。しつもんメンタルトレーニングトレーナーのあゆみんです。
忙しい師走。いかがお過ごしですか。
私はというと、予定では帰省しているはずが、娘がインフルエンザにかかりどこにも動けずにいます。
でもそのおかげで、帰省していたらできなかったあんなことやこんなことを片付けられるので、起こることはすべて必然なんだと思っています笑。
さて、そうしてできた時間を過ごす中でふと思いつきました。
「いつもの氷上練習がちょっと楽しくなる5つのしつもん」
これまで(30年以上!)アイスホッケーをしてきた自分が行ってきたことを基に、新たな視点も付け加えて、ちょっと考えてみました。(いや、ふってきた感じ)
完成版ではないし、技術的にこれで上手くなれるよという保障もありません。
でも、こうしたアイスホッケー版の「しつもん」はこれからもっと増やしていきたいですし、改良もしていくつもりです。
とりあえず今日は5つを書いてみますね。では、どうぞ~。
1・「控え室やリンクで、今日はどこに座りますか?」
今日は練習です。
防具を持ってリンクに到着したとき、だいたいいつも決まった「定位置」に自然と座っていませんか?
いつもと同じ場所。
いつも同じ隣の子。
それはとっても安心だし、仲の良い子と話せるから楽しい時間でもあります。
でも、今日はどこに座ろうか?
誰の隣に座ろうか?
いつもはあまり話したことのない子。
あこがれの先輩。
よくわからない後輩。
ちょっとドキドキしますね。
「あれ、同じスティックじゃん」
「今日学校でさあ・・・」「えー!!なにそれ!」
今まで気付かなかったことに気付いたり、何気ない雑談で盛り上がれるかもしれません。
リンクの外でも話がしやすくなると、アイスホッケーのプレーのことも、きっと話せるようになります。
さあ、今日はどこに座りますか?
2・「今日のザンボニーは、誰が運転していますか?」
リンクをきれいにしてくれるザンボニー。子どもたちの中には「大好き」という子もいます。
でも、どんな人が運転しているか、じっと見たことありますか?
若い人かな?それともベテランの人かな?
もし今度時間があったら、製氷の間、ちょっと見てみましょう。
まっすぐに運転することも、
前の練習枠で削られた雪を残すことなくコーナーを曲がることも、
実は結構難しい。
フェンス際ギリギリも、ぶつかったら大変!
さあ、リンクがキレイになりました。
キレイな氷で練習できることを、運転手さんに感謝です。
もし近くに行く時間があったら、今度挨拶してみましょう。
「こんばんは(おはようございます)。お願いしまーす!」
きっと、嬉しいと思いますよ。
(もうやってるよ!というチームや選手はぜひ続けてくださいね)
*ちなみに「ザンボニー」はアメリカにあるスケートリンク整氷車メーカーの会社名だそうです。正式には「整氷車」と言いますが、言い慣れている「ザンボニー」を使いました。もう1つはカナダ製の「オリンピア」があるそうです。
(参照:スケートリンクを勘で0.2mm削る「整氷」の世界 – デイリーポータルZ) )
3・「あいさつまでの時間、今日は何をしますか?」
きれいになった氷の上で、さあ、今日は何をしよう?
ハンドリング?シュート?それとも誰かを誘ってパス?
あいさつまでのわずかな時間も、立派な練習時間。
寝転んで氷の感触を楽しむもよし。
友だちと楽しむもよし。
どうしようかなあ、何をしようかなあと、
練習前に考えておくといいかもしれませんね。
4・「今日の観客席には、誰がいますか?」
製氷を待つ間や、リンクにのってすぐの時間。
もし今まで見たことがないのであれば、今度ちょっと観客席を見てみましょう。
自分の家族、仲の良い友だちのお父さんやお母さん。
「いつもと同じ場所」で見守ってくれている人もいますね。
あれ、見たことがない人がいる。誰だろう?
自分は分からなくても、リンクにいる人はみんな「関係者」。
きっとまた会うときがあるかもしれません。
そして、そこに満員の観客がいることを想像してみましょう。
ライトアップされたリンクで、あなたの名前が呼ばれて、
大きな歓声の中、あなたはリンクに立つのです。
いつか来るかもしれないその日のための、今日の練習です。
誰も見ていなくても、決勝戦のつもりで練習してみる。
いつか、本当の決勝戦が来るかもしれませんよ。
5・「今日の練習を、どうやって楽しみますか?」
学校で嫌なことがあった。
彼氏・彼女とケンカした。
親に叱られた。
体調が良くない。
練習前に、どうもテンションが上がらない。
さあ、どうしよう。
どうやって練習を楽しもう?
与えられた氷上練習は限られています。
与えられた時間はみんな同じ。
モヤモヤした気持ちのまま練習するのか、
気持ち切り替えて楽しく練習するのか。
あなたなら、今日の練習をどうやって楽しみますか?
*わたしですか?(自分が選手として練習に参加しているとき限定)
うーん、コーチや選手をいい意味で「イジって盛り上げる」笑。
信頼関係あってこそですが、シュート練習のときや1:1ではずしたときに
「枠わく~!」「入ってないよ~!」とイジリます。(ええ、それがコーチでも)
そうして声をたくさん出して盛り上げますね。
これね、盛り上げると同時に、「同じミスを自分もしちゃいけない!」って思うから、
緊張感生まれます。
自分もはずしたら「へいへーい!」ってイジられますから笑。
あくまで信頼関係があって、リンクの外でも気兼ねなく話せるチームというのが前提です。
参考までに~笑。
「(これで上手くなるよとは言えないけれど)いつもの練習がちょっと楽しくなる5つのしつもん」
いかがでしたか?もし気に入ったしつもんがあれば、練習前に考えてみてくださいね。