昨日から「誤字脱字を防ぐための3つの方法」をお伝えしておりますが、
本日は2つ目。
それはズバリ「音読すること」です。
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小学生の頃、国語の時間にありましたね。
「では、1人一文ずつ読んでいきましょう。」
「段落ごとにみんなで読んでみましょう。」
私は吃音(どもり)があったこともあり、
ちょっと苦手でした。
言葉が出てこなかったりつまったりすること以外にも、
頭の中では理解しているつもりでも、
読めない漢字があったり、
おかしなところで区切ってしまったりしたことがありました。
声に出して読んでみると、
目で見ただけでは気づかなかった間違いを発見しやすくなります。
「この文章で主語はどれだろう?」
「この言葉はどこにかかっているのだろう?」
「助詞の『は』が多すぎる・・・」
など、「これでいい」と思っていた自分の文章を客観的に捉えることができます。
声に出して読み上げてみると、そのリズムやテンポのよさが身体に染み込んでくる。そして身体に活力を与える。それは、たとえしみじみしたものであっても、心の力につながってくる。
齋藤孝(声に出して読みたい日本語)
文章を書いていてなんだかしっくり来ないなと思ったとき、
文章を書き終わって校正をするとき、
ぜひ、自分で自分の文章を音読してみてくださいね。
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声に出して読んでみると、どんな発見がありましたか?