パラダイムシフトとは「世代交代」である〜瀧本哲史さんの言葉に学ぶ生き方〜

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今年受けた中で最も衝撃的だった講座を選ぶとしたら?

というしつもんがあったとしたら、

間違いなくリストに上げるのは

「2020年6月30日にまたここで会おう」

です。


これはエンジェル投資家の瀧本哲史さん(2019年死去)が

2012年6月30日に東京大学で行なった講義です。

書籍にもなっており、

今年この本と瀧本さんの存在を知った私は、

ふと思い出しては本をパラパラとめくっています。


何が一番衝撃的だったか。

たくさんあってどれも大事なのですが、

選ぶとすればこれ。


パラダイムシフトとは、「世代交代」である。


地球が太陽の周りを回っている地動説と、

地球が宇宙の中心であるとする天動説。

今でこそ地動説が常識となっていますが、

かつては天動説が主流でした。

ではなぜ、

天動説から地動説へと変わっていったのか?


学会で認められたのか?

何か証拠が発見されたのか?


いえ、違います。

何が起こったかというと、


説得でも論破でもなくて、

じつは「世代交代」でしかなかったのです。




古い考えを持つ学者がみんな亡くなり、

天動説を唱える人が少なくなり、

新たな考えである地動説を支持する新しい学者が増えていった、というのが

背景にあった。


このお話を聞いたとき(動画で見たとき)、

なんとも言えない衝撃を覚えました。



古い常識から新しい常識へと変わるとき。

時代が大きく変わるとき。

それは世代交代がもたらしたものだった。


・・・おそらく、

いま私が頭の中に持っている古い常識も、

いつか新しい常識に変わっていくでしょう。

古いものと新しいものが混在している私は、

その最中にいます。


でも、私の子どもや、もし孫ができたら孫たち、

孫の子どもたちは、

新しい常識が「フツー」の世代。



こうして時代は変わる。

こうして常識は変わる。

だからこそ、若い世代へ「教育」という投資が必要。




君と君たちが正しい選択をし続ければ、

いつか必ず世界は変わる

瀧本哲史



もう「君たち」の年代ではないかもしれないけれど、

だからこそ、いまできること、するべきことを選ぶ。

そして、

古い常識を捨てていく覚悟も必要だなと感じています。







何を捨てますか?



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