お気に入りの時計とともに生きていく〜Facebookの思い出機能〜

スポンサーリンク

Facebookを使っていると、

その日最初に開いたときに「○年前の今日」という投稿が出てきます。

 

「これが5年前か!」

「え?これ去年?」

と、過去の時間を懐かしく思うきっかけになります。

 

今日出てきたのは3年前の今日。

時計についての投稿でした。

 

 

娘が通う児童館(学童)にボランティアで来ていた女の子。
 
まだ10代か20代前半だろうに、蒼みが深い、どこか外国で見るような深い深い海の色の素敵な腕時計をつけている。
 
ほんとに素敵。
どこのブランドだろう?
 
じっと見つめて、言ってみた。
 
「その時計、いいね。」
 
彼女の表情がパッと輝く。
 
「これ、アニメのグッズなんですよ!
10周年記念の限定モノなんです」
 
アニメのグッズ!
予想外の返事に驚きを隠せない。
 
彼女はわざわざ腕時計を外し、
裏に刻印されている文字を見せてくれた。
 
「限定モノなんだ!すごいね。
すごくいい。かっこいいよ」
 
「だから高くて。手が出ない金額だったから、お父さんに、『合格したら買ってください!』って」
 
「そうかあ。いろんな意味で記念なんだね」
 
もう一度まじまじと見てみる。
うん、やっぱりかっこいい。
私は好き。
色もデザインも。
 
「いい時計してると、いい人生になるよ。」
 
大人ぶって。
彼女に言ったのか、
自分に言い聞かせるために言ったのか。
 
いい時計は、決して高いブランドモノだけじゃない。
自分が本当に好きで、
何度見ても好きで、
いつになっても飽きないくらい好きな時計。
 
今日自分がつけていた時計もそう。
探して探して、
ようやく見つけて、
一目惚れした時計。
 
つけているだけで嬉しくなる。
つけているだけで幸せになる。
そんな時計。
 
この時計とともに刻んだこれまでの時間は、
たぶん、死ぬとき、「いい日々だったな」と思える幸せな時間。
つらいときもあるけれど、
それもひっくるめて、「いい人生」。
そんな気がした。
 
彼女の時計が気になって、
今、調べてみた。
 
あった。
これこれ。
 
彼女がつけていたのは、
「戦国BASARA 伊達政宗」
(INDEPENDENT コラボモデル)
 
さすが仙台。
 
いい時計は、いい人生を刻む。

 

 

3年後の今日、

私の手元には新しい時計があります。

もちろんこのときしていた時計も健在ですが、

違うタイプのBaby−Gが相棒となりました。

 

毎日自分に言い聞かせなさい。

今日が人生最後の日だと。

あるとは期待していなかった時間が驚きとして訪れるでしょう

ホラティウス(詩人)

 

これからどんな時間を過ごそうか。

どんな時を刻もうか。

 

お気に入りの時計とともに、

生きていこうと思います。

 

 

今日は人生最後の日だとしたら、

どう過ごしますか?

 

 

 

広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする