終戦から75年目に気づいたこと

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今日は8月15日。

使っている手帳には「終戦記念日」と記されています。

 

終戦から75年。

これまで生きてきた中で一番「戦争」について考えています。

 

なぜかというと、

私はいま43歳。

終戦から75年ということは、

私が生まれた当時は終戦から32年しか経っていなかった、

ということに気づいたからです。

 

43年生きてきたのですから、

32年前を思い出しなさいと言われたら

すぐに思い出すことができます。

 

11歳。

昭和63年。昭和最後の1年です。

私にしてみれば、

「最近」ではないけれど、

「はるか遠い昔でもない」という感覚です。

 

その同じたった32年という歳月で、

戦後の日本があれほどまでに復興した。

ビルが立ち並び、

電車も走って、

おしゃれもするようになった。

 

今更ながら、

「高度経済成長」って本当にすごいことだったんだな、

と思ったのです。

 

 

娘に「今日は何の日か知ってる?」と聞いてみると、

「知らない」という言葉が返ってきました。

 

これまで8月15日に何をしてきたんだろうと思い、

「戦争が終わった日だよ」ということだけ伝えました。

 

「そうなんだ・・・。

戦争がない時代に生まれてよかった」

 

戦争を知らない世代の私。

戦争があったことを知らない世代の娘たち。

 

何も知らない。

何も考えてこなかった。

何も伝えてこなかった。

知らないことが多すぎる。

 

・・・かといって、何もかも知ることもできません。

できることは限られているけれど、

「知る」ということを始めよう。

そう思いました。

 

 

いまのような、

どこに自分たちが行くんだろうと、

自分で考えないとわからない時代が来たときに、

歴史的なことに対する無知とかいうのは

いずれしっぺ返しが来る

宮崎駿

 

 

今から32年後、私は75歳になっています。

もしかしたらもうこの世にいないかもしれません。

明日何が起こるかもわかりません。

 

今、こうして生きていること。

今、ここにいること。

今、こうして夕陽を見れるということ。

 

今日のこの気持ちを、

忘れないでいようと思います。

 

 

何を知りたいと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

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