第7回スポハグカフェ:少年スポーツに補欠がある国の大問題<受講録>〜こんなチームがあったら最高だ〜

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11月13日(金)、オンラインで開催された

「第7回スポハグカフェ:少年スポーツに補欠がある国の大問題」に参加しました。

(株)GMSS主催、進行は島沢優子さんです。


イベントがあることは、Facebookで見ていて知っていました。

気にもなっていました。

「でもなあ、最近zoomの講座にお金使いすぎてる感が・・・」

そう思って躊躇していたのですが、

開催当時の昨日、FBでまたも投稿が流れてきて、

衝動的にポチッ!


いつもの直感が・・・・

いいのか悪いのか・・・


と思っていましたが、

受講した今思うのは、

「やっぱり受講して良かった!直感信じて良かった!」

ということです。


「流れてきたFBの投稿」とありますが、

流れてきたのはフォローさせていただいている

「島沢優子さん」の投稿でした。

筑波大卒。(私、高3の時にオープンキャンパス行きました)

ジャーナリスト。

スポーツについてもたくさん執筆されている方で、

すごいなあ、、、と思いながら

いつもネットの記事を拝見していました。



投稿の中で、この日のゲスト・池上正さんのご紹介をしていたのですが、

タイトルが【ぱねえインプット】。


もう、このタイトルだけでやられました。

ズキュン。

どうしたらこんなタイトルをつけられるんですか。

どうやったらこんな言葉が思い浮かぶんですか。



そして、毎月、必ずワクワクできる話をしてくれるのが池上さんだ。

学び続ける人が最強。子らのいう「ぱねえ」なのだ。

島沢優子さんのFacebook投稿より


というわけで、

気持ちだけは【ぱねえアウトプット】を目指して

いつものように、

心に響いた言葉を中心に

受講録を書いておこうと思います。


「補欠という考えはどこから来た?」

まず最初はこちら。

「補欠という考えはどこから?」

・・・ほんとそうですよね。

今まで長くアイスホッケーに関わってきましたし、

サッカーも好んで見ていましたが、

考えたこと、ありませんでした。

池上さんの、先発メンバーを子どもたちで考えたお話も

なるほどなあ!!と思うことばかりでした。



「試合に出続ける子のデメリット」

テーマが補欠問題でしたので、

出られない選手についてのお話はもちろんなのですが、

この、「試合に出続ける子のデメリット」はこれまた考えたことありませんでした。

試合に出続けている子の方が、

実は人間形成がなっていないんじゃないか・・・

スポーツの楽しみ方を知らないんじゃないか・・・

サッカー界でのそういったお話を聞いて、

アイスホッケーでの場合はどうだろう??と考えてしまいました。

ユニセフ「子どもの権利とスポーツの原則」

お恥ずかしながら、数年前にこの存在を知っていましたが、

それで終わってしまっていました。

カナダでの人権についてのお話も、

アイスホッケー大国ですので行ったこともある国ですが、

そういった視点では全く知りませんでした。

ムムム。

「子どもの人権とスポーツの原則」については、

スポーツに携わる指導者、保護者、関係者・・・

全ての人が知っておくべきこと。

ぜひ見てみてください。


https://childinsport.jp/?q31cha8921=bun70a3mj2lp1mf8h7sg



学校でも、「勝ったか?」と聞く先生が多い

先生に限らず、親も、友だちも、

そして私自身も、

試合があったとなると、確かにそう聞いていたなと反省しました。

そこに「勝利至上主義」の考えがこびりついていることにも気付かずに・・・

もし聞くとしたら、「どうだった?」なのかな。

ちょっとここはしつもんメンタル的にも気になるところでした。



「継続は力なり」の意味をはき違えていないか

努力が大切だということはわかります。

継続は力なり、ということもわかります。

だからといって、毎日何時間も練習するような努力の仕方が果たして良いのかどうか。

毎日じゃなくてもいい。

週2、3回の練習を続けることも、立派な「継続」。

家族との時間。

お友だちとの時間。

小学生には小学生なりの人生がある、というお話を聞いて、

地元八戸の「三社大祭」に、

アイスホッケーの合宿と重なって

子どもの頃は一度も行ったことがなかったことを思い出しました。



一番聞いてほしい人ほど、こういった講座に来ない

・・・・・

ああ・・・・

どのスポーツでも同じかもしれないですね・・・



選手が集まらない日があるチーム

「今日は家族でどこどこに行くから、という子がたくさんいて、『いやあ、ちょっと今日は人が集まらなくて』と試合ができなくなってもいいと思うんですよ。」

「『じゃあ、うちのチームは人数がいますから、ごちゃ混ぜにしてやりますか』とかそういうことができるようになったら最高ですよね。」

このお話、思わず歯を見せて笑ってしまいました。

アイスホッケーでもしそういう場面が起きたら、と想像してしまい、

それはそれで楽しそうだな、と思ったんです。

現状ではそういった場面は少ないかなと思います。

なぜなら、アイスホッケーは試合自体が少ないから。

子どもたちは試合がしたい。

親も試合をさせたい。

だから、よほどの事情や他の習い事と被らない限り、

試合を休むことはありません。

未就学児や低学年は、

時期によって家族旅行を優先させるときはたまにあります。

でも、それはそれで、私はいいと思っていました。

家族との時間や、子どもの頃にしかできない体験をすることも大事。

サッカーも楽しみながら、続けていく。

家族との時間を優先して休んでも文句を言われない。

外されることもない。

どこまでその子がそのスポーツを頑張りたいかにもよるのかなと思いますが、

こういうチーム作りがあってもいいなと思うようなお話でした。



* * *


ここまで講座の中でのお話で心に残ったことを書きましたが、

なぜ「受講して良かった!!」と私が心から思ったかというと、

何がすごいって、

島沢さんの「聞き方」や「質問の仕方」、「話の進め方」。

インタビュアーとして、取材するときのお仕事場面をのぞいているようで、

私はそこにも大興奮してしまいました。

受講者さまが今何の話をしているのか迷子にならないように、

チャットに小テーマを入力する。

「〜についてはいかがですか?」

相手が答えやすい質問の仕方。

相槌の仕方。

話の振り方。

まとめ方。


そして・・・「延長戦」でざっくばらんな時間になり、

「どなたかお話したい方いませんか?」とおっしゃったときに、

ミュートを外した私を見逃さずに

「では鈴木さんいかがですか?」と

秒で指名してくださったその視野の広さ。


画面にはまだたくさんの受講者さんが残っていたので

びっくりしてしまい、

他に「鈴木さん」がいないか探してしまいました。


確かにお話したくてミュートを外したのですが、

頭が真っ白になって・・・


ああ、もうちょっと自分の考えをしっかり話せるようになりたい!





指導とは、教えないこと

池上正




受講者の皆様、

事務局の皆様、

島沢さん、池上さん、

貴重なお時間をありがとうございました!










あなたにとって、

最高のチームとは

どんなチームですか?





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