文字起こしをスムーズに!すぐできる3つのコツ

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ライターのお仕事の一つである「文字起こし」。

私も数年前からいくつかご依頼をいただいたり、

自分で(勝手に)文字起こしをやってみたりしています。

要領を得て慣れてくると、

かかる時間もグッと短く。

今日は、自分の振り返りも兼ねて、

「文字起こしのコツ」についてお伝えします。

1・発言者のくせをつかむ

「えーっと」

「それはですね」

自然な会話の中ではどうしてもクセが出ます。

ご本人も気づいていないかもしれないほどよくでてくる、

「えーっと」や「ああ」、「それはですね」という言葉。

文字起こしの時は録音データ(動画なり音声なり)を何度も聞くので、
だいたいわかってきます。

文章の中で、本当に必要な「それはですね」かどうか。

また言ってる・・・と思ったら、それはカットしてもいいかも。

文字起こしはあくまで「読み手が読みやすいようにする」ためのもの。

明らかに「いらないな」と思う発言はカットして大丈夫です。

2・聞き取れない言葉は空欄でOK

「え?なんて言ってるの?」

音声を聞いていると、どうしても聞き取れない場面があります。

早口で話す場合はなおさらですし、

専門用語を使う場合もあります。

そんな時は、あっさり飛ばしてしまいます。

「〇〇(あとで調べる)」として、後からわかるようにしておきます。

文字を赤くするのもgood)

とりあえず最後までわかるところを入力していき、

全体の内容を把握してみる。

そうすると、「あ、後半に出てきたこの言葉だったかも」とか、

「これかな?」と思いつくときもあります。

わからないことはあとまわし!

まずはどんどん進めていきましょう。

3・わからないところ、聞き取りにくいところは速度を変える

途中で出てきたわからない言葉を調べるときや、

「聞き取りにくな〜」というときは、

可能であれば音声データの再生速度を変えて聞きます。

youtubeの場合、再生速度は画面の「設定」から変えられます。

通常の設定ですと、0.25倍〜2倍となっていますので、

0.25/0.5/0.75倍で聞いてみると、聞き取れることもあります。

もしも。

それでも聞き取れない場合は、

原稿全体でわからない箇所をまとめておき、

依頼者(対談した方)へ連絡して直接聞きます。

(ほとんどの方は親切に教えてくれますので大丈夫です)

以上、今日は3つのコツをお伝えしました。


アイデアの秘訣は執念である。

湯川秀樹


オンライン講座はますますこれから増えると思います。

「ああ、この講座は文字起こしして、たくさんの方に届けたい!」

と思うこともしばしば。

耳が聞こえない方のためにも、という思いもあります。

文字起こし自体は技術が進めば正確に自動的にできる日も来るかもしれませんが、

そこから「整える作業」はやはりまだ人間の力が必要かも。

文字起こしした後の編集作業についても

今度書きたいと思います。


どうしたら作業が早くなりますか?


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